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【デッキガイド】挑発ドルイドまとめ【簡単Tier1】

先週末に挑発ドルイドを使って、14位まで到達しました。

HSReplayではあまり勝率の高くないこのデッキですが、正しく使えばTier1のデッキパワーがあると思います。

というわけでガイドを書きます。

デッキリスト

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この27枚がコアです。

《ドラゴン孵化師》は入ってないリストも出回っていますが、絶対に入れた方がいいです。これが入っているか否かで《マスター・オークハート》をプレイした時の勝率が10%くらい変わってきます。(HSReplay調べ)

というかこのデッキの最強ムーブはマナ加速からの《マスター・オークハート》なのに、その動きを弱くするなんてありえません。

 

残りの3枚は《狂暴な遠吠え》×2、《タール・クリーパー》のリストを使ってました。

《狂暴な遠吠え》は《シールドブロック》の強化版で、マナが余りがちなこのデッキにぴったりなので、これもほぼ確定と言っていいんじゃないでしょうか。

《自然な怒り》も採用率が高く、数字も出ているカードですが、1ドローに使う場面が多そうなのと、対アグロでもキープしたいカードにはならないので、僕はあまり好きじゃないです。

《タール・クリーパー》はメリットもデメリットもあるすごく微妙なカードです。

メリットは、

  • ハンドに来てもあまり足を引っ張らない
  • 《樫の召喚》の不発が減る
  • デッキに残っていれば《マスター・オークハート》の威力が増す
  • 対アグロでは強い

デメリットは、

  • 《樫の召喚》で《鉄木のゴーレム》が出ない可能性がある
  • これにより《鉄木のゴーレム》が山札に残りやすくなり、《マスター・オークハート》から《ハドロノックス》が出にくくなる
  • サイズが小さく、ミラーやコントロール対決で弱い

といった感じです。ミラーは片方のブン回りで決着がつくか、そうでなければプレイングで勝てる(後述)と思っていたので、《タール・クリーパー》を採用していました。

あとは《究極の侵蝕》も気になるカードですが、入っていないリストでも充分回りますし、ハンドがあふれるのが怖く、かつ重いカードが多くて増やしたハンドを使うのに時間がかかる、等の理由からか採用しないリストが主流です。

ゲームプラン

このデッキの強い動きを相手に押し付けましょう。

  1. 《野生の繁茂》⇒《滋養》(マナ加速)⇒《マスター・オークハート》GG
  2. 《魔女の刻》(ハドロノックス復活)⇒《肉食キューブ》GG

全ゲームでまずは1の動きを狙います。

特に、【コントロールメイジ】や【シャダウォックシャーマン】、【クエストウォリアー】といった、獣ミニオンを押し付けてくるコントロール相手には2が機能しにくいので、いかに1に近い動きで圧をかけられるかが重要になってきます。

また、デッキのマナカーブを見てわかるように、強い動きができるのは8マナ以降です。

そのため、全マッチにおいて《滋養》はキープし、必ずマナ加速に使いましょう。

《滋養》加速ができるか否かで動き出せるターンが2ターンも変わります。

マリガン

思考停止キープ

《野生の繁茂》、《滋養》

だいたいキープ

《樫の召喚》、《マスター・オークハート》

 

相手が早いほど《マスター・オークハート》をキープしづらく、相手が遅いほど《樫の召喚》は重要じゃなくなります。

また、先手でマナ加速が引けていなければどちらもキープしづらくなりますし、マナ加速が引けているならキープしやすくなります。

マッチアップ

戦略で差がつくマッチアップだけ書きます。

対挑発ドルイド(ミラーマッチ)

一方のみがゲームプラン1でブン回った場合、ゲームセットです。

そうならずに「ドロ仕合」になった場合、いかに相手の《ハドロノックス》を不発に終わらせてバリューを削ぐか、が大事になります。

例えば、相手が《ハドロノックス》を《肉食キューブ》で食べて盤面が埋まった場合、《肉食キューブ》に《ジャスパーの小呪文石》、そして出てきた《ハドロノックス》に《自然への回帰》、といった動きで挑発ミニオンより先にやっかいな方を処理しましょう。

この動きを行えるだけの除去をきちんと手札に保持しておくのが重要です。

対トグワグルドルイド 不利?

《鉄木のゴーレム》が戦犯になりやすいマッチアップです。

20アーマー近く貯めても、デッキ強奪からの《自然への回帰》連打でこちらのアーマーはすぐになくなります。そうすると、残り少ないターン数でこちらは相手のライフを詰めないといけないのに、《鉄木のゴーレム》で殴れなくなります。

《鉄木のゴーレム》以外のミニオンは《自然への回帰》で破壊されてしまうため、なかなかライフが削れずに負け、というのがよくある負けパターンです。

また、最悪の場合こちらのデッキに埋まっていた《自然への回帰》でえげつない追加ダメージが入ります。

可能なら《枝分かれの道》や《樫の召喚》を手札で温存するか、うまく《鉄木のゴーレム》が並ばない盤面を作りたいです(とはいえ、出さずに間に合わせるのはもっと難しいので、引いたら出していいです)。

対クエストウォリアー 五分

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良い子のラプターちゃん(獣)のせいで有利マッチとは言い難いです。

充分に挑発ミニオンが死亡した後に《ハドロノックス》を素出しする(もしくは、歩哨を出される前に《魔女の刻》まで決める)ことと、《肉食キューブ》で粘り強くビートすることが重要です。《肉食キューブ》は《ハドロノックス》に期待しすぎず、攻め札として使える時があれば使いましょう。

対コントロールメイジ、シャダウォックシャーマン 不利

《ハドロノックス》を素出しすると羊やカエルにされてしまうので、《自然への回帰》を温存して組み合わせて使いましょう。ハンドを燃やす誘惑に負けて使い切ってはいけません。後は《魔女の刻》から《ハドロノックス》が出ることを神に祈ります。

 

 

おまけ:対呪文ハンター 有利?

バ獣が作成したデスナイトカードに要注意です。