手札読みについて
今回は「手札読み」について最近気づいたことを書こうと思います。
皆さんはどれくらい相手の手札を読んでいますか?
僕は正直あまり相手の手札を見るのは得意ではないです。
手札なんて読まなくても勝てる、くらいに思っていました。
が、昨日の大会で手札読みが不十分だったせいで負けを喫したので反省を込めて今回のテーマにしました。
- 手札読みとは
この記事では「相手がベストなプレイをすることを前提として、相手のプレイから相手の手札を絞り込む技術」と定義します。
- どういう時に使えるか
相手が不自然なプレイ、弱いプレイをしてきた時が手札読みのチャンスです。
特に顕著なのが、相手がマナを余らせた時。
相手の手札にマナをより多く使えるカード、余ったマナを使えるカードが無いことが推測できますね。
- どういう時に使いたいか
相手に○○を持たれていなければ勝ち、持たれていたら負け、といった時に勝負しにいくかどうかの判断に使えることがあります。特に相手がAoEを持っていないか、単体除去を持っていないか、は読めると便利です。
さて、これだけだと多くの方にとって既知のことを述べているにすぎないと思うので、現環境で相手の行動から手札が読めるケースをいくつか挙げようと思います。
- 5マナ、手札が少ない状態で《滋養》でマナ加速をしてきた
- こちらの盤面にミニオンがいる状態(または)相手のライフに余裕がある状態で《妖獣の激昂》でアーマーを増やしてきた
- RNG次第で全滅しない状況下で《ライトニングストーム》を撃ってからヒーローパワーを使用し、マナを使い切った
1.ドローでなくマナ加速を選択したことから、マナさえあれば戦える重いハンドであることが分かります。巨人、ラグ、マリゴスといった重いミニオンが重なっている、2枚目の滋養がある、スペルダメージ+なぎ払い等の必殺コンボが揃っている、等の可能性が考えられます。
2.ヨグサロンやスペルダメージ+なぎ払い等の強力なAoEを次のターンに使ってくる可能性があります。このターンに使ってこないのは単純にマナが足りないからです。
3.相手のミスでなければ手札に《メイルシュトロームのポータル》がある可能性が高いです。確実に場をクリアしたいが、できればカードの消費を抑えたいときにこういった手順でのプレイになることがあります。
ちなみに、昨日の大会で何がいけなかったかというと、シャーマン対ドルイドで1、2の兆候がありながら相手のムーンキン+なぎ払いを警戒せずに並べすぎてしまったのがミスプレイでした。。
他にも見つけたら追加します。
ヒロイック酒場レポ(12勝1敗!)
ようやく始まりましたね!
僕にはこれという得意デッキがないので何を持ちこむか悩みました。
最近流行っているヤシャドルイドもものすごく強力で面白いデッキなのですが、
・多いであろうシャーマンに不利
・事故率がそこそこある
・ドルイドミラーで相手により良い動きをされると対処できない
ことから、使わずにシャーマンに逃げました。
(デッキレシピ)
よくあるミッドレンジシャーマンですが、シャーマンミラーを意識したリストを使いました。
・野獣の精霊1枚、アージェントの騎兵1枚
野獣の精霊はシャーマンミラーではオーバーロードが重く、不利な盤面では容易に処理されやすく、有利な盤面では過剰展開になりがち(AoEがささってしまう)、とあまり良いカードではないです。
そのため、小回りの利く騎兵にしました。
後攻1Tトログからのコイン精霊が決まりにくくなるので、対ドルイド、対ローグは若干悪くなりますが、これらよりもシャーマンの方がよりたくさんいたので結果オーライです。
・コボルトの地霊術師1枚、AoE4枚
シャーマンミラーはAoEを効率よく使った方が勝つ、って書いてある記事を読んだ記憶
があった(http://www.vicioussyndicate.com/midrange-shaman-mirror/)のできちんと枠を割いています。そのため、対ドルイドは悪化しています。
・マナの潮のトーテム2枚、ハリソンジョーンズ
ミラーでは先にリソースが尽きた方の負けなので多めに取っています。そのため、対ドルイドは(省略
・血の渇き1枚
ミラーを意識してだいぶ軽くなってしまったのでバランスを保つために1枚といったところでしょうか。このカードにかなり助けられました。
というわけで、初戦でドルイドに負けたものの、ミラーを4回くらい制して12勝達成できました。
応援してくれた方、祝ってくれた方、ありがとうございました!